マグダラで眠れII (電撃文庫)
支倉凍砂
アスキー・メディアワークス (2012-10-10)
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内容(「BOOK」データベースより)
異教徒最大の鉱山の町カザンに、近々入植があると気づいた錬金術師のクースラとウェランド。それは、工房のある町グルベッティが戦争の最前線ではなくなることを意味していた。二人はなんとかカザン入植の波に乗るべく、手柄を立てようと画策する。そんな時、二人のもとに“伝説の金属ダマスカス鋼”の噂が舞い込んでくる。どうやら鍛冶屋組合の若き長である少女イリーネが、その金属の秘密を知っているというのだが―。眠らない錬金術師クースラと白い修道女フェネシスが紡ぐ、その「先」の世界を目指すファンタジー。シリーズ第2弾。


感想、

戦争の最前線にいたはずが、最前線が戦況によって変わる流れ

戦争の最前線にいると錬金術師は予算使い放題なのでどうしても、最前線の町に行きたい、そこで大きな功績を挙げて配属されるようにする話


話としては面白い

これで次の町に行ければ尚のこと盛り上がりそう

だけど、突き抜けてくるインパクトがないのがちょっとね

まあ、ジワリジワリと淡々と読んでいける面白さはあるけど、ちょっと地味かな~?私は好きですけどw

というか、多分、ホロとフェネシスの魅力の差というか、フェネシスにどれだけ魅力を感じられるかってもの大事だと思うんだけどね

二巻はその点だとイマイチだったかね

二巻のフェネシスの内面の着地点から考えると、ここからクースラの姫はイリーネに変わっても別に問題ないレベル

作品的、作者的には違うんだろうけど、読者的にはフェネシスに特に魅力を感じないから、相手がフェネシスだろうとイリーネだろうと見知らぬ誰かだろうと問題ないレベル

現状ですら絵に助けられてる感を凄く感じる

それはどうなんだろうね、作品のヒロイン的にそれでいいのだろうか?とは思う

かと言って現代ラノベんあざとい萌えなんて見たくないし、今の話も面白いと思うし気に入ってるので、不満があるわけではないのですが、これでホロくらいの魅力があればなーとは思う

ホロとフェネシスの魅力の差が、作品の絶対的な差にならないことを祈りますね

まあ、これはこれってことで楽しめてる現状で十分なんでしょうけどね

テーマ:ライトノベル - ジャンル:本・雑誌


















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