なんというか、良くも悪くも10年以上前のギャルゲーのような懐かしさを感じる王道っぷり恋愛に重点を置き、それ以外の要素はあまり掘り下げず余計な事もしない、設定も舞台もシンプル
主人公も昔流行った誰にでも優しくて少し鈍感な主人公という超スタンダードなギャルゲー
共通である程度ヒロイン達にフラグを立て、選択肢でその時々を誰と過ごすか、状況はほぼ変わらずヒロインごとの反応の違い程度しかないからフラグとしてはわかりやすい。個別ルートに入っても、イベント構成や流れ自体はさほど変わらず、同じイベントをこなしてるけどヒロインごとの心の機微の違いを楽しむ感じかな
気持ちを自覚→周りがサポートして告白→忙しくてイチャイチャできないが周りがサポートして時間を作る→シリアスってほどじゃないけど問題発生→解決してEND な流れ、ヒロインごとに各段階の尺の取り方に違いがあるから同じ流れでも退屈せずにプレイできた
まぁ短いってのもあるけどね…もうちょいイチャラブは見たかったかな?
短期間でなんで惚れたのかとも思うけど、惹かれる理由があまり理屈っぽくなくシンプルな部分は意外と嫌いじゃなかった
恋愛の始まりなんて難しく考えず本来こんなもんでいいんだよw
個別ちはるクリスマス会をメインにした話だけど、準備までのワクワク感とか一切なかったな~ほぼ片付けしかしてなかった印象
あと、とにかく周りからの告白させよう、イチャイチャさせようという押し付けに近い必要以上な心配とお節介がウザかったわ…
クリスマス会へ向けて周りのサポートで見せていって、未熟なちはるが成長する話だっただけに恋愛面での周りの茶々だけが残念だった
まぁ全ルート誰と付き合っても周りが祝福してくれるムードが大事なんだろうけど、もうちょい主人公が自発的に行動する見せ場は欲しかったよね。クリスマス会での告白は一番ムード出せてたけど、何というかクリスマス感みたいのはあまりなく別に文化祭でもいいレベルw
夕美一番イチャラブしてたルートだけど、付き合ってからの主人公がダメすぎだろwwwちょっと抜けてるちはると付き合うと頑張る主人公なのにどうしてこうなった…
しかも、そのダメな部分をメインに最後の話が進むからイマイチ締まらない、優しさだけで全て許されると思うなよw
デキる女だからこそ付き合ってダメになるとこは可愛かったけどね、ちはると夕美の対比というよりは、主人公の違いが楽しめた
エリ彩乃「エリツィンはわしが育てた」他ルートだと頼んでもないのに必要以上に心配して主人公の恋路に絡んでくる周りのキャラが若干ウザかったけど、このルートはいじりつつもサポートする按配が良いから面白かったw
告白するまでをメインにし時間を割いたからニヤニヤできたし、クリスマス会とキスベルが一番有効的に機能してたルートじゃないかね?
ただ、彩乃宅で座薬プレイ、おしっこENDってなんだそれwww妙にエロシーンがマニアックだったな、シナリオ含めライターの違いなんだろうけど、エリ√は他と比べ割と今風のエロゲって感じだった
彩乃クール、フランク問わず、かわしまりのさんのお姉さんキャラの安定度は異常普段はふざけて誘惑混じりにエロいことしてくるのに、いざ本気になるとウブな女の子って古典的なギャップ萌えだけどイイよねw、
幼馴染の姉として恋人としての距離感にとまどうベタな話だが、平静を装ったりドギマギしたり彩乃が終始可愛くてニヤニヤしまくった!
まさに恋のドップラー効果だったな、どんな態度でも可愛かったし、かわしまりのさんの演技自体がドップラー効果でもあったw
声優補正アリだけど個人的には彩乃が一番シンプルな話で好きだった、サンタコスもダントツでエロ……良かったです、えぇ。
評価、☆☆★面白いわけでもなく、つまらなくもない、毒にも薬にもならない普通な作品なんで不満はそんなにないかな?
と言いつつ、粗探し的な感想になってしまったかもしれないけど…まぁ勿体ないな~と思う程度の不満だし好みの問題かもしれん
昨今の変な属性付加でインパクトを出すキャラ造形でなく凄く普通なヒロインしかいないので地味だし、キャラ萌えとしてのパンチ不足
山も谷もなくこれといった盛り上がるイベントもないんだけど王道をコンパクトにまとめたからサクサクとプレイできた感はある
評価、点数としては低めにしたが個人的には懐かしいギャルゲーって感じで意外と楽しめたし、初心に帰った気分でプレイできましたw

ガタイのいい立ち絵は慣れたしCGではあまり違和感なかったんだけど…
原画家による絵柄の違いと設定のズレはさすがに無理があっただろwちはるが夕美より胸が小さいとか違和感ありすぎ、カップで見てもちはるのが断然巨乳だよね、はちきれそうじゃねーかwww
どんな皮肉かと思ったぜェ…