ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン (3) (電撃文庫)
宇野朴人
アスキー・メディアワークス (2013-04-10)
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感想、

話的には前巻の続きで、一巻丸々撤退戦

開始80ページですでに面白すぎてしょんべん漏らすレベル

撤退戦をここまでボリューム使うラノベあったか?かったりい系の主人公のライバルが眠らないってのも面白いなw
前巻でナナク辺りがイクタの側近で白兵担当だったらいいのになーって思ったら、後だしでイクタとシナークの繋がりの設定が明かされた

イクタの戦力を増強するってことはやはりヤトリとはやり合う未来か

まあ、ヤトリの将来的な弊害もトップが無能な帝国なんで、ヤトリのために帝国の敵となって疲弊させるってのはイクタらしくて納得できる

2巻ではヤトリは結構影が薄かったけど、この巻ではイクタとの絆にフォーカスされていた

その果てに殺す宿命があるってことなわけで…

今回は、敵が雑魚ではなく戦略戦術面での戦いが多くて面白かった

山火事起して火が消えたところを修復しながら時間稼ぎってのが面白かった

イクタは戦略だけ立てていざ戦が始まったら空気になるのかと思ったらそんなことなかったな

前の巻までは正直、イクタはレッドクリフの孔明くらい空気になるのかと思ってたんだけどな、作者のアイディアが尽きないことを祈るよ

しかし、仲間にそれぞれ被害があったんでホントの戦争ってのと無能な上官のせいってのがある程度浮き彫りになった、ことによりそれぞれのキャラの方向性にどう変化がつくのかが見もの

イクタはもう上を目指すために知略をめぐらせていい段階にきたろう、これでもやる気出さないなら無駄に部下を減らすだけなのでマイナスだろう

流れ的にはヤトリのためにヤトリと戦ってヤトリに討たれるって感じかな?今のとこ

今のところ姫様が子供過ぎるんでそのクーデター的な可能性は見出せないので、早いとこイクタにはある程度やる気を出してもらって出世欲がほしいとこ

イクタVSその他の仲間たちってのが一番見たい展開かね

リベンジに燃えるジャンと復讐で怒り狂ってどうなキアラとの再戦も楽しみだな

キアラはどうせ兄より強いとかそんな設定なんだろうしなー(それはちょっと安いから止めてほしいが…)

今回一番物足りなかったのはエピローグかな

戦争の終結までは見れたけど、それでどうなったのかってのが見れなかったのが物足りなかった

次読まないとわからないってことなんで不完全燃焼

ともあれ、次がすげぇ楽しみなんで早く出してほしいわ


テーマ:ライトノベル - ジャンル:本・雑誌


















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