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天翔虎の軍師 (富士見ファンタジア文庫) posted with amazlet at 13.05.09 上総 朋大 富士見書房 (2013-04-20) 売り上げランキング: 7,354 あらすじ 帝国暦36年。トーレ帝国は最後まで抵抗を貫いたフレリカ王国を滅ぼし、大陸制覇を成し遂げた。祖国滅亡の瞬間を瞼に焼き付けたフレリカ軍大将軍の息子シエルは、心に誓った。―『フレリカ王国を救う、軍師になる!』と。それから2年。帝国の大軍師ディオラに師事しつつも仲間たちとともに反逆の秘策を練っていたシエルが、ついに表舞台に立つ!祖国の奪還と、そして幼き日に「ずっと守る」と約束したひとりの少女を救うために…。勇将たちが「武」を競い、軍師たちが「智」をぶつけ、王たちが「覇」を争う、本格ファンタジー戦記が開演。 内容(「BOOK」データベースより) 感想、 話としては、主人公の国が滅ぼされて、その後、敵国の軍師の下で努力し、軍師としての力を磨く。囚われの姫の奪還と反逆の火種を撒き、自国を奪還のためにかつての首都に向う。途中で敵の追っ手や待ち伏せを撃退、砦の一つを奪還するというところまでがこの巻の話。 最近の軍師ものだと、やはりアルデラミンが一番印象深いんだけど、あれとかと比べると相当にライト、軽い 反逆とか結構好きなジャンルで、設定とか好みだけど、反旗を翻すのは作中の冒頭なのであまり生かされてないような、あっさりなような気がしてしまった キャラは、エナにSっけはいらなかったなー、でもまあ、あれがなかったら余裕でヒロインの姫様より可愛くなってしまうししょうがないのかなーとか思うけど、出る杭打つとかそんなとこでバランス取ってる余裕あるのかねーとか思ってしまうけどね キャラの期待はもう少し巻数重ねないと伝わらないけど、読める作品になるかどうか、期待して続きを待ちたい あらすじを読むとやりたいことは容易に伝わった 諸葛孔明とかその辺りの頂点の軍師としては2ランクほど落ちる軍師の主人公 気軽に読めるファンタジー小説 まあ、その通りの作品なわけだけど… まだ一巻しか読んでない現状としては、設定とか厚く深くできる作者が気軽さを求めて説明を省いてるならいいのだけど、この段階で気軽なファンタジーと言われても、単にできないだけじゃね?とか思ってしまう まあ、一巻としては悪くないし、挿絵の地図を見るに設定はされているので、気軽に読めるにしても設定説明は少しづつでも深めていってほしいところ 主人公は天才軍師とは言われるものの最強ではない 軍師のキャラ数は多くないが孔明の2ランク下ってことを考えると、ライバルのユミカが1つ上、先生がその1つ上ってことか まあ、まだここから軍師が増えるかどうかはわからないが、毎度ユミカとの対決は萎えるだけなんで、できないのではなくあえて軽くしているというなら、他の軍師もどんどこ登場させてほしいところ 登場軍師が弟子×3ではいくらなんでも狭すぎる… 主人公が最初から最強無双でないというのはいいし、体が弱いのもいい、が精神が弱いのはどうなの、ってのが一番気になったところ 作中初めての苦境でいきなり弱音を吐いてヒロインに慰められるとかどんだけだよというのが一番の不満 この手の作品は作者の知識と頭の良さ以上のものは生まれずらいので、どう読者を引き込んでくれるのか、作者の腕に期待したい ちなみに絵はエロゲンガーなんでそちらも応援したいww |
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